会社の経営をするときには、数字に強くなくてはいけません。数字の管理ができないと企業として成り立たないのです。数字の管理の代表的なものが資金繰りです。上手に資金を回していかないと、経営が続けられなくなることもあるので注意が必要です。
経営をするときの資金繰りの方法と注意点について理解しましょう。最も重要視するべき項目が資産です。ここでいう資産とは、すぐに現金化できるものを言います。現金や預金や有価証券はすぐに現金にできるので資産です。
売上はあがっているのに資産がすくない会社は、支払いができなくなって、経営ができなくなってしまいます。支出に関しては、期日をしっかりと確認して資金調達を確実に行いましょう。売掛金はすぐに現金にできないので資産とは呼びません。売掛金がたくさんあっても現金がなかったら意味がないのです。
どうしても支払いの期日に間に合わないときには、借入をしなければいけません。多額のお金をすぐに借り入れることは難しいので、お金が必要な数ヶ月前には借入の準備をすすめなければいけないのです。事業拡大をするときにも大きな金額が必要なので、資金のバランスを考えながら慎重におこなっていきましょう。事業拡大をしたり、順調に進んでいるときほど資金繰りをしっかりとおこなうのです。
売上があるのに資産がない状態というのを作らないようにしましょう。収益は最小に見積もって、支出は最大に見積もると過剰評価による資産不足に陥りにくいです。